【衝撃】君の名は。ネタバレ&気になるその後の世界・・公開!

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「君の名はネタバレ」その後の世界

君の名は

新海監督の映画は「もやもやとしたエンディング」が多いが、「君の名は」では最後二人が無事に再会。

それまで、瀧と三葉は相手の名前を忘れて、恐らく入れ替わり体験の実感も薄れてもなお、「好き」という気持ちのみを持ち続けたことで再会できた。

君の名はのその後は語られていないが、ネタバレとして、

「小説 君の名は。」(角川文庫)
「君の名は。」(角川つばさ文庫)
「君の名は。~Another Side:Earthbound」(角川スニーカー文庫)

大筋のストーリー展開は同じでも、シーンごとに三葉と瀧の心理描写が描かれているので、また違った見方が出来、また違ったその後が想像できる。

「君の名は」のその後のエピソードとしては、宮水神社の消滅、四葉の心理描写が描かれている。

「君の名は。~Another Side:Earthbound」にて、四葉視点の短編物語があり、ここでは四葉の姉の三葉を思う健気さが伝わってくる。瀧との入れ替わりで通常と違う三葉に接して、四葉は三葉の事を心配し、その原因が「三葉の宮水神社の巫女としてのストレス、プレッシャーから来ているもの」と考えた。

そして、四葉は三葉に「おねぇちゃんは、自由にしていいやよ!」「家のことは私がお婿さんを取ってちゃんとするから!」「大丈夫、私と結婚したい男の子いっぱいいるから!」と劇中にはない、描写が描かれている。

「四葉が宮水神社を継ぐ」
四葉本人のやる気もあるので、三葉が瀧探し(潜在的に)に東京に出てこれた。

三葉と瀧は、お互いにその「名前」を忘れ、お互いの存在さえも曖昧になっているので、かつて大切な「何か」に触れ、同時にそれは「失われてしまった」という喪失感な日々を送っていた。決して「四葉がついでくれてラッキー」の様なウキウキ感はない。

「小説 君の名は。」(角川文庫)での宮水神社の存在意義は、悠久の過去の歴史の中で2度も落下し、多くの人命を奪って来たティアマト彗星の災害を後世の人々に伝承する(警告する)事とされている。

3度目のティアマト彗星の落下により、糸守町は壊滅し、残った町民たちにも転出者が相次ぎ、彗星落下の14ヶ月後には住民は0になってしまっては、もう後世の人々に伝承する(警告する)必要はない。だとしたら、「宮水神社の再建は必ずしも必要ではないのかもしれない」という描写が描かれている。

また「君の名は。~Another Side:Earthbound」の四葉視点の物語にて、四葉は好奇心から自分の口噛み酒を舐め、大昔の宮水神社の巫女へと入れ替わり、別の巫女から神楽舞の指導を受けている。

そして、その指導した巫女が四葉に「~箒(ほうき)星が落ちて、何もかもをさらっていった不吉極まるこの土地を、糸守の者たちはなぜ捨てぬ。紐づけられていて引かれるとしか言いようが無いのだ。心がこの土地に根を下ろしておるからだ。ムスビついている。そして人の心がこの土地から離れられぬから、その為に我ら宮水があるのだ」

「人の心がこの土地から離れられぬから、その為に我ら宮水があるのだ」

というセリフがある。
曖昧な伝承しか残せなかった大昔とは違い、今回の2013年10月4日のティアマト彗星の落下の惨劇は全世界の歴史にはっきりと刻まれてことで、宮水神社の使命は終わったとも取れるセリフからも、三葉と四葉は宿命から解放されたといえるだろう。

個人的には、あれだけの運命的体験をし、宿命から解放された三葉と四葉には是が非でも幸せになってほしい展開が望まれる。

 
 
 
 
引用元:http://dokujyoch.net/archives/74351342.html