【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
きんと冷えた豆腐は、少し噛むだけで舌の上で崩れた。
11: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 19:25:07.38 ID:i1nggAI80
(‘A`)「しかしまぁ、用意したもんが無駄になっちまったな」
( ゚∀゚)「無駄じゃねーやろが! 宴会に変更すりゃええ!」
/ ,’ 3「ほっほっ、それは名案じゃの」
(‘A`)「……つーか、飲めりゃなんでもいいんだな、お前ら」
ドクオさんはそう愚痴りながらも、お爺さんのグラスに日本酒を注いで上げ
た。
お酒の飲めない僕はお茶をもらい、並べられたおつまみに舌鼓を打った。
今夜は本当に月が明るい。
外を見ると、海に映った月がゆらめいている。
13: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 19:27:23.32 ID:i1nggAI80
お酒が入ったところで、ドクオさんがくだけた調子で話しかけてきた。
(‘A`)「でもよ、お前がデートに誘うとはな。そんな奴には見えなかったん
だが……」
( ^ω^)「ドクオさんのおかげですお」
(‘A`)「ん?」
( ^ω^)「あの時言われた『自分を変えろ』って言葉、覚えていますお
」
( ^ω^)「……だからちょっとだけ、積極的になってみましたお」
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