【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
( ^ω^)「お?」
居間を出ると、玄関で叔父さんが誰かと話しているのに気がついた。
(´・ω・`)「やあ、今日はどうだったんだい?」
(‘A`)「駄目だな……売り分しか漁れなかった」
見ると、玄関先には頭にタオルを巻いた無精髭の男がいた。
男らしくて、「格好いい」雰囲気の人だな、と思った。
51: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 18:56:32.56 ID:/YDuLUAZ0
(‘A`)「悪いが、こいつで勘弁してくんな」
(´・ω・`)「これは……ハマチかい」
(‘A`)「養殖組合から頂いてきた。養殖とはいえ上物だぜ」
(´・ω・`)「なるほど、確かにいいものだね」
(‘A`)「ま、ハマチ養殖はここの名物だからな」
男はそう言ってクーラーボックスを閉じた。
ぱちんと閉まる音が、妙に大きく響いた。
53: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 18:59:30.77 ID:/YDuLUAZ0
(´・ω・`)「おや?ブーン君、いたのかい」
叔父さんが僕に気づいたようだ。
僕の方を振り返り、手招きした。
( ^ω^)「えっ……と……、この人は、誰ですかお?」
(´・ω・`)「ああ、彼は地元の漁師だよ」
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