【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
56: 名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/14(土) 22:58:25
.16 ID:Xqk4xbFn0
支援
57: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 22:59:37.49 ID:uJ7PyqMC0
精根尽きた僕は水から上がり、しばらく休むことにした。
肌に付いた水滴は、あっという間に乾いていった。
( ・∀・)「兄ちゃん、兄ちゃん」
川辺で休む僕の所に、モララーが平たい小石を持って近寄ってきた。
( ・∀・)「水切りで勝負しようよ!」
( ^ω^)「いいお。ただし、勝ったらお弁当のウィンナーいただくお!
」
( ・∀・)「望むところだ!」
モララーの挑戦を受けて僕は川辺の石を拾う。
なるべく平たく、そして程よい大きさのものをじっくり吟味した。
選んだ石は日に焼けていて、握る手に熱を感じた。
58: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 23:01:36.02 ID:uJ7PyqMC0
( ・∀・)「よーし、いくぞー!」
先にモララーが川に向けて石を投げた。
放たれた石は水面を滑るように跳ねていく。
石は飛沫を散らし、勢いがなくなったところで、静かに沈んだ。
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