【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

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香子はセーラー服がよく似合っていた。

 

俺は朝練があったので、言うほど一緒に登校は出来なかったが、

 

たまに一緒に行けたときは、学校のことをよく話してくれた。

 

香子も小一のときとは違い、友達もたくさんいるし、

 

ブラスバンド部に入って、部活も頑張っていた。

 

まもなく俺は最後の大会が終わり、サッカー部を引退となった。

 

結局三年までスタメンに選ばれることはなかったが、

 

最後の大会は途中出場で試合にも出れたので、満足していた。

 

101: 1:2009/08/25(火) 12:32:36.51 ID:9k1Z+XoP0

 

それから受験勉強の日々が始まる。

 

「勉強、大変?」

 

「まあね。」

 

俺が引退した後は、香子と一緒に登校する機会は増えていた。

 

毎日ではないが、週に二、三くらい。

 

「受験ってどんな感じなのかな。」

 

いまいち実感が湧かないという顔をする香子だが、

 

実は香子はかなり成績が良いので、この地区で一番の

 

公立進学高である○○高を目指すことになるのは間違いなかった。

 

そして俺は、ある決心をしていた。

 

「俺、○○高を目指すよ。」

 

 

 

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