【衝撃】カウンセラーになることを夢見ていた私は、とある宗教の人生相談のサイトにメアドを載せた。悩んでいる人達の力になりたいと思っていたが、そこで出会った人物によって次第に洗脳され、精神的に追い詰められていった…
CMで日本企業の車が映し出されると、懐かしく感じるほどだった。
日にちはまだ数日ある。
どこにも逃げられない、人の目が怖くなった。
そんな中で、唯一楽しかった記憶といえば、ひとりぼっちで公園にいた
とき。
外国の子供たちが私に声をかけてくれて、芝生の公園で一緒に遊んだこ
と。
あのときだけは、とても楽しかったのを覚えている。
私はまく吉に疎まれても、他に行く場所がなかったので、
なんとか一緒にいられるように、声をかけてついて回っていた。
87:夕子 :2011/11/18(金) 20:20:03.82 ID:L7/lDu6X0
リサさんには最後の頃、少し事情を話したら、
「大変だったね」と言って、「私は応援してるからね」と言った。
優しい人だと思った。
そうして、辛かった旅行は終わった。
私はまく吉への怒りも感じてはいたが、それ以上に自分に対しての自信
を失っていた。
ようやく自宅に戻ったとき、とても安堵したことを覚えている。
親に「楽しかった?」と聞かれたが、心配させるわけにもいかず、
またまく吉の存在を明らかにしていなかったため、
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