ツナとシーチキン、ウィンナーとソーセージ!知らなかった身近な食材の違いとは!?

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普段、何気なく使っている「食材」にまつわる言葉も、明確に何が違うのかと言われると答えられないことがあります。

例えば、ハムとベーコン、唐揚げと竜田揚げ、ツナとシーチキン…などなど。これらの違いを理解することは、ただの雑学としてだけではなく、その食材の歴史やルーツを知るキッカケにもなるかも!?

01.「ハム」と「ベーコン」はここが違う!

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普段何気なく食卓に並ぶ「ハム」と「ベーコン」ですが、じつは材料と作り方が違います。

「ハム」は主にもも肉を使用していて、製造工程では塩漬けし、熟成させたあとにケーシング(型に詰める)や糸で巻いたあと、さらに薫製させます。仕上げにスチームで蒸したりボイルして完成。ちなみに、ハムは「加熱食肉製品」となります。

一方で「ベーコン」は主にバラ肉を使用していて、製造は裸肉の塊を塩漬けして熟成し、低温で薫製にします。仕上げにボイルやスチーム加工などを行わず、薫製で終わるものを「ベーコン」と呼んでいるのです。そしてベーコンは「保存食品」になります。

02.知っておきたい「ウィンナー」と「ソーセージ」の違い

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あまり「違い」を意識したことがない2つかもしれませんが、雑学として覚えておくといいかも。

「ソーセージ」とは「腸詰め」のことです。一般的に、塩漬けされた肉を挽き、これを香辛料などで味付けして、腸に詰め、乾燥または燻製します。語源には諸説ありますが、salsus(ラテン語で「塩漬けされた」の意)という説が有力なようです。

「ウィンナー」はその中の一種で、「ウィーン風」という意味です。どのような違いがあるのでしょうか。

・ウィンナーソーセージケーシング(動物の腸、なかには人工のものも)には、羊の腸が使用され、太さが20ミリ未満のもの。

・フランクフルトソーセージ豚の腸が使用され、太さが20ミリ~36ミリのもの。

・ボロニアソーセージ牛の腸が使用され、太さが36ミリ以上のもの。