ツナとシーチキン、ウィンナーとソーセージ!知らなかった身近な食材の違いとは!?

03.ビスケット、クッキー、サブレ日本での定義は?

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昔から親しまれていますが、意外とその違いを明確には説明できないのでは?

日本では「ビスケット」は広義で焼き菓子全般に使われます。狭い意味では、主に「固めの焼き菓子」のこと。

そして「クッキー」は、ビスケットのなかでも「手作り風の外観を持ち、原材料の中の糖分と脂肪分が合計40%以上含まれるもの」と定められています。

「サブレ」は、ビスケットやクッキーよりも、バターとショートニングの比率が2倍ほど多いのが特徴的。これによって、ビスケットやクッキーよりもバターの風味が強く、サックリとした食感になります。

アメリカやイギリスではまた異なる定義があり、日本ほど区別がない傾向にあるんだとか。

04.意外な「ツナ」と「シーチキン」の違い

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「ツナ」の語源は、英語の「tuna」。学術上でいう「スズキ目サバ科マグロ属」に属するマグロやカツオや、その身のことを意味しています。でも実際にはもう少し広い解釈で使われることも多く、それらの魚を原料として作られた缶詰などの加工食品全般を指すのが一般的。

また「ツナ」と同義で使われることが多い「シーチキン」は、厳密にいうと、はごろもフーズ株式会社が製造販売している商品名のひとつで、登録商標になっています。

つまり、「ツナ」が一般的な食品名の総称で、「シーチキン」は商品ブランド名なんです。