【正解率5%】あなたの論理性と合理性を調べる『3つのクイズ』!!

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 答え02.
めくるカードは
「Uと9」の二枚

このカードに対する質問は、1966年、心理学者のピーター・ワソン氏によって生み出されました。このテストから、推論を使った思考能力を調べることができます。ワソン氏と心理学教授のフィリップ・ジョンソン・レアード氏が、1977年に出した本の中では、正解できたのはわずか5%の人間だけだと記されています。

最も多かった間違いは、Uと2のカードをめくるというものでした。Uのカードの裏に偶数が書いてあることを証明するためには、そのカードをめくらなければいけません。ですがあなたは、2のカードをめくる必要はありません。ルールでは、偶数は常に母音の裏にあるということは書かれていません。示されているのは、母音の裏に偶数が書かれているということだけ。

9のカードをめくった時、そこに母音が書かれていれば母音の裏に偶数があるというルールは間違いだと証明することができます。だから正解は、Uと9の2枚のカードを裏返すことです。

答え03.
正解は…
ありません

この賭けの質問には、正解がありません。これは、損失回避と呼ばれる思考を調べるものです。勝った時の報酬が負けた時よりも大きく、結果の確率が平等な賭けならば、それは良い賭けです。ジュヌビエーブさんが負けた場合に払う200ドルは、あなたが負けた場合に払う100ドルよりもはるかに多いのです。100ドルの損失が容認できるものだとすれば、賭けることをオススメします。
ですが現実世界では、賭けの条件でこれほど良いものはなかなかありません。彼女はこの賭けを提案した後、きっと後悔することでしょう。

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損失回避とは、利益から得られる満足よりも、損失によって起こる苦痛を気にしてしまい、利益よりも損失を大きく感じやすい人間心理のことを言います。
例えば、送料無料のクーポンを使ったのに送料を請求されたとしましょう。その会社に対して、数週間に渡り合計3時間も電話をして最終的に送料8ドル(日本円にして1,000円ほど)を返金してもらうことに成功しました。
でも、もし何回も電話して保留されたりたらい回しにされてたった8ドルの返金を求めるという仕事を頼まれたら、引き受けるでしょうか?

多大な時間を費やす方がはるかに不利益を被るにも関わらず、送料の損失を考えてしまうあまりこういった行動をしてしまうのです。