【涙腺崩壊】のび太『あれからもう10年か……』ドラえもんがいなくなってからののび太の成長、ドラえもんのその後が泣ける・・・
突然、部屋の呼び鈴がなった。
時刻は夜遅い。
いつもなら手紙かと思うが、手紙ならさっき来たばかりだ。
だとするなら、いったい……
「………」
少し、体が震える。
この世ならざるモノを信じるような歳ではない。
それでも、怖いものは怖い。
この恐怖から解放されるには、それが何なのか、確かめる必要があった。
おそるおそる、玄関に近付く。手にはハエ叩き。こんなものが武器になるとは思えないが、何か持っていないと不安だった。
そして、玄関を開けた―――
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