【こんな事もあるんだな】男の子を助けてあげた→バスの座席で必ず隣に座ってくる男の子→意味がわからなかったが・・・

ストーリー

まあよかったら聞いてって

書きためてないから遅いけど

当時私は中3、男の子は恐らく中1くらい

出会いは大雨が降った日、バスの車内が混み混みで大変な日だった。

    男の子は所謂軽度の知的◯害者でそれは誰の目から見ても分かるような感じだった。混雑した車内で男の子は小銭をばらまいてしまった。 私は泥水に濡れた小銭を拾うのを手伝ってあげて、彼は無事ばらまいた小銭をすべて回収することができた。

その日は何事もなかったかのように彼とは別れた。

    男の子の出会いから3日後、その日は快晴なので空席が沢山あり、私を含めて乗客は5人くらいしかいなかった。 2人席に1人で座っていて今日は学校で友達とどんな話をしようかとかくだらない考え事をしていた。

すると男の子が乗車してきた。 普通に空いている席にすわるものだと思っていたら、私の隣に腰かけてきた。

    他に空席が沢山あるのになぜわざわざ私の隣に座るの?! 私の頭ははてなでいっぱいだった。 しかしその子の知的障害は至って軽度のもので車内で騒いだりブツブツ無意味に独り言を呟いたりすることはなく物静かにしているマナーのある子だったので別段不快ということはなく、この席に座ったのは単なる気まぐれかもしれないとあまりその日は深く考えずにいた。