「マックのポテトでハゲが治る」育毛研究に画期的ブレークスルー到来!?

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毛包原基をマウスの背中に移植すると、それが生着して新しい毛が生えてきた→ヒトでも同様の培養方法で毛髪の生産と移植ができれば、脱毛症の治療への効果も期待される、という内容である。
この中に「マクドナルドのフライドポテト」という言葉は1回も出ていない。実に不思議な話だ。

 
記事の元となった学術誌『バイオマテリアル』の発表で使用されたマウスの写真(提供=横浜国立大学福田淳二教授)。

あくまで推測だが、おそらく『ニューズウィーク』の記者がリリースを見て、記事を執筆する際、化学物質の名前に一般的ななじみがないことから、「身近では他にどんなところに使われている?」→「マックのポテトを揚げるときに使っているらしい」→「秘密は、マクドナルドがフライドポテトを作る際に使っている化学物質にあるという」としたのだろう。
それがさらに「マックフライに使う物質で毛髪再生に大成功」とされ、「マックのポテトがハゲに良い」と大きく飛躍。
記事の見出しだけを読んだ人達の間で「ハゲに朗報 ハゲはマックのポテトを食べろ!」といった誤解が拡散されていったようだ。
ネットならではの誤解の広がり方である。

話題になった化学物質はどんなもの?

この「ジメチルポリシロキサン」は本当はどんなもので、研究ではどのように使用されているのか。福田教授は次のように説明してくれた。

「この物質は消泡剤で油の中に加えることで、フライをあげるときに油が泡立たないように入っているようです。ただ、私達の研究ではオイルの状態ではなく、ゴムの状態で使用しています。シリコーンゴムですので、簡単にいうとコンタクトレンズと同じです。最初は液体の状態で、型に流し込んでゴムにします。このように型取りがしやすいので使用しています」

ところで、「マクドナルドのポテトを食べるとハゲが治る」「ハゲは治ってもデブになる」「ハゲがポテトを買いにくくなる」といった誤解やネタが広まっている現状について、どのようにとらえているのだろうか。

 

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