知れば知るほど可愛い!高木美帆さんの秘密、まとめ。

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天才少女と日本マスコミから持て囃されていた高木さんも、出場した1000mは35位、1500mは23位と散々な結果に終わってしまい、事前に大大的に特集番組などを組まれた手前、ネット上では「期待外れ」としてバッシングされるなど辛い経験もしました。

 

続く2014年ソチ五輪では、成績不振のために五輪出場自体を逃すなど、「神童も20すぎればただの人」の典型になりかけていた時期もあった高木さん。

 

しかしながら、ここから奇跡の復活劇が待っています。

 

フィジカルトレーニングが高木美帆を変えた!

 

2014年はソチ五輪の出場を逃すなど、このまま尻すぼみの競技人生で終わってしまうかに思われていた高木美帆さんでしたが、ソチ五輪でのスピードスケート勢のメダルが0に終わったことにより、強化体制が改革されたことが飛躍のきっかけとなります。

 

 

先端の理論を取り入れるために、オランダからコーチ(ヨハン・デビット氏)を招いた日本スピードスケート界では、技術論重視だった従来の指導方針を改善し、選手の根本的な馬力をあげるフィジカル強化路線へとシフトすることになりました。

 

小さな体格でいかに世界で勝っていくかを追求するがため、技術論が多くなりがちだった日本スケート界において、ヨハンコーチの指導は新鮮だった。選手別に数値を示しながら行なう綿密なフィジカルトレーニングはモチベーションを一気に高めてくれた。

 

引用:“つたない英語”が高木美帆を変えた。 オランダ人コーチが支えた銀メダル。

 

この指導方針がフィットしたことにより、2016-17シーズンには、これまで停滞していたタイムが大きく伸び、全種目で数年ぶりの自己ベスト更新という急成長ぶりを見せた高木さん。

 

以降の高木さんは、得意の中距離(1000、1500m)でスピードスケートW杯の表彰台常連となり、「日本の元天才少女」から「世界のトップ選手」の仲間入りを果たします。

 

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