【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
81: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 23:37:56.58 ID:uJ7PyqMC0
( ^ω^)「……ところで、なんでお爺さんはこの仕事を始めたんですか
お?」
/ ,’ 3「そうじゃのぅ……そもそも、わしは元々町で薬屋をやっておっての
」
僕の質問に、お爺さんがしゃがれた声で答える。
/ ,’ 3「その薬屋を閉めて、こうして歩いて売っとるんじゃよ」
( ^ω^)「……でもなんでお店を辞めちゃったんですかお?」
僕は足で転がしていた石を蹴飛ばし、疑問を口にしてみた。
( ^ω^)「こうして歩きまわるより、お店で薬を売った方が儲かりそう
なものですお」
/ ,’ 3「ふむ、そうかも知れんのぉ」
お爺さんは少し顔を険しくした。
/ ,’ 3「……じゃがの、わしはお金なんてどうでもいいんじゃよ」
( ^ω^)「おっ?」
82: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/14(土) 23:40:36.52 ID:uJ7PyqMC0
/ ,’ 3「確かに、薬屋をやっていた時はそこそこ儲かっとった」
/ ,’ 3「じゃがの、薬というのは人を助けるものじゃ。決して金儲けの道具
じゃない」
( ^ω^)「…………」
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