【不気味】駅が近く家賃も破格の物件を見つけた。大家の条件は「女性を住まわせないこと」だった。入居後、部屋の押入れを開けると、天板の隅にとあるものが…!

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その条件は他の部屋も同じのはずだ。

夜中に子どもの泣き声なんかに悩まされることもないな、と思った。

その駅周辺の雰囲気自体が気に入ってたのこともあり、

弟は入居を決めたのだという。

 

ところが、引越してから気づいた。

部屋の押入れを開けると、天板の隅に御札が貼ってあったのだ。

真四角の、手のひらくらい小さな御札。

判読不明の字が、円形に朱で書かれている。

 

内覧のときには気付かなかったのだが、引越の後片付けをしていて、

初めて気が付いたという。

不気味ではあるが、剥す勇気もなくそのままにした。

 

そして引越しから1週間たった頃、夜の11時過ぎにチャイムが鳴った。

だれだろうとインターホンを取ると女性である。

3階の住人だという。

何か苦情か、と身構えて弟はドアを開けた。

 

 

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