【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

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こんなにまでなっても、香子は俺の事を心配してくれている。

 

なら、俺は、他にもっとやるべきことがあるはずだ。

 

香子が病気と戦っているのに、俺が逃げてる場合じゃない。

 

「分かりました。」

 

俺は、スクっと立ちあがった。

 

「俺の事は心配いらないから、自分の体を第一に考えてくれ、と、お伝

 

えください。」

 

「え、ええ。分かったわ。」

 

突然蘇ってかのような俺にお母さんは驚いていたが、

 

それでも最後は微笑んで送り出してくれた。

 

123: 9k1Z+XoP0:2009/08/25(火) 18:44:24.11 ID:XzDvhOU0

 

俺がするべきことは何か。

 

香子が戻ってきた時、支えられる男になる。それしかないじゃないか。

 

例え、香子が大学に戻れなかったとしても、

 

一生支え続けるだけの男になってやる。

 

三度、俺の中のスイッチが入った。

 

思えば、その時期は就職活動真っ只中。

 

俺は、暫く中断していた就職活動に身を投じ、

 

これまたガムシャラに頑張った。

 

今までは、そこまで働く場所や土地を考えていなかったが、

 

 

 

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