神社の鳥居はなぜ赤いか知ってますか?日本人なら知っておきましょう!!

日本人は一人ひとりに
「My箸」があるのはなぜ?

箸を使う国の中でも、日本の箸文化は独特とされています。中国や韓国では食事を取り分けたり、スープを飲んだりするのにスプーンやレンゲなどを使い、箸を補助的に使用する文化とされていますが、日本は箸を中心に使いますよね。

しかも各家庭では、それぞれ「自分の箸」が決められているし、子供には少し小さな子ども用の箸が用意されています。

ここまで細かく分けられている理由は、日本料理がもともと一汁三菜を基本に、一人ひとりに盛り付けられた料理であったからとされています。同じアジア圏でも、中華料理は大皿にのった料理をみなで取り分けることが多いですよね。それに対して、各人が自分用に盛り付けられた料理を、自分の茶碗と箸を使って食べるのが日本の食文化なのです。

「刺身」と「お造り」は
同じ?違う?

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日本で暮らす外国人が「オサシミ、アリマスカ?」とお店の人に尋ねたら「お造りになります」と答えられて戸惑ったという話があります。刺身とお造りに違いはあるのでしょうか?

答えは「違いはない」です。どちらも同じ料理を指す言葉で、関東では「刺身」、関西では「お造り」が一般名称のようです。

魚介類の切り身を生で食べる料理は、江戸時代に関東を中心に広まりました。武家社会の関東では「切る」という言葉は縁起が悪いとして、「切り身」という名称が避けられ「刺身」と呼ばれるようになったという説があります。

一方、関東から関西に広まった刺身ですが、関西では「刺す」という言葉も縁起が悪いとされていました。そのため「調理する」という言葉を持つ「作る」という言葉から「作り身」→「造り」→「お造り」と変化していったそうです。