神社の鳥居はなぜ赤いか知ってますか?日本人なら知っておきましょう!!

神社の鳥居はなぜ赤い?

日本古来の神様を祀っている神社にあるのが、鳥居。なぜ赤色に塗られていることが多いのでしょうか。

そもそも日本では、赤色は火や太陽、生命を表す色とされ、悪霊や災厄を払う力があると考えられてきました。これを神社の入口にある鳥居に使うことで、神社の中に悪い霊や気が侵入するのを防いでいます。また、赤色の顔料となる朱は水銀を原材料としていて、昔から木材の防腐剤として使われてきたという、実用的な面でのメリットもあったのです。

ちなみに、鳥居の色は赤ばかりではありません。白や黒の鳥居も存在しています。有名なところでは、伊勢神宮や出雲大社の白い鳥居。白といっても真っ白に塗られているわけではなく、皮を剥いだ白木の色です。ただし、五穀を司る倉稲魂命(うかのみたま)を祀った稲荷神社の鳥居は赤が基本です。