【涙腺崩壊】のび太『あれからもう10年か……』ドラえもんがいなくなってからののび太の成長、ドラえもんのその後が泣ける・・・

ストーリー, 感動

 

 

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のび太くんへ

今キミは、何かに悩んでいると思う。

のび太くん。キミは、きっと勘違いをしてるよ。

全部うまくいく人生なんてないんだ。

誰でも躓いて、悩んでいるんだ。

キミの周りにも、輝いている人がいるだろう?

その人達も、キミが知らないだけで、頑張ってるんだよ。

だから、頑張って、のび太くん。

キミは確かにドジだけど、キミにしかないいいところもたくさんあるんだ。

辛く苦しいかもしれないけど、とにかく、今自分に出来ることを一生懸命頑張ってね。

そうすれば、きっと道が開けるさ。

 

 

もう一度言うね。

頑張って、のび太くん。

僕はいつでも、キミを応援してるよ。

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「―――こ、これは……この字は……!!」

目を疑った。信じられなかった。

――でも、見間違いようもなかった。

「この字は………ドラえもんの字だ……!!!」

ドラえもおおおおおおおおおおん

ドラえもん…(泣)

涙が溢れてきた

「ま、まさか……!!」

慌てて、裸足のまま外へと駆け出した。そして、アパートの周辺を走り回った。

「ドラえもん!!どらえもん!!!」

ずっと、名前を呼び続けた。