【涙腺崩壊】のび太『あれからもう10年か……』ドラえもんがいなくなってからののび太の成長、ドラえもんのその後が泣ける・・・

ストーリー, 感動

「咲子さん……」

「決めたって……何を?」

「のび太くん」

「のび太くんは、きっと、誰かを幸せに出来る人なんだよ。仕事か苦手でも、それは、のび太くんにしかない、とても素晴らしいことなんだよ」

「……そ、そうかな……」

「うん!そうそう!……だから、私、言うね?」

「……ん?」

「ちゃんと聞いててよ?分かった?」

「う、うん……」

そう言うと、咲子さんは、一度大きく深呼吸をした。

そして、晴れ渡る青空を瞳に写した後、何かを決意したかのように、僕を見た。

――とても強くて、とても綺麗な瞳だった。

「……のび太くん。私は……あなたが、大好きです。
――付き合って、下さい……」

「…………へ?」