【まじかよ!!】フリーターのドイツ旅行の思い出→少年に折り鶴をあげる→少年「!?」と満面の笑みを浮かべる、なぜなら。。。

ストーリー

    預けていた紅色の上着を受け取り出口に向かう。クロークやドアマンが私に合わせて動いてくれる。 ドイツ人もなかなか気が利くじゃないか。逃げるように建物から出た私はタクシーを捕まえた。 ホテルの住所を伝えようとするが記した紙が無い。 ホテルから持って出た筈なのに。

    ポケットの中身を全部出す。市街地の簡易地図。チケット、劇場で貰ったパンフや何やらが出てくるが 肝心な物が出てこない。これでは帰りようが無いじゃないか。タクシー運転手も待たせているのに。 どんどん焦る私に、運転手が「パニックになるな。問題ない」と言ってくれた。

パコである。