なかなか答えられない!摩訶不思議の国『ジャパン』の雑学5選!!

お侍さんは、なぜ
チョンマゲを結っていたの?

かつて日本の侍は刀を腰に帯び、頭にはチョンマゲを結っていました。

武士がチョンマゲを結っていた理由は、戦いのときに頭を守る兜にあります。鉄の帽子である兜は、長時間着用していると当然蒸れます。そのため、兜をかぶるときは頭頂部を剃っていました。残った後頭部の髪の毛を束ねていたのが始まりとされます。

なお、チョンマゲは武士だけのものではありません。一般の男性もチョンマゲを結っていました。ただし、チョンマゲにはさまざまなバリエーションがあり、身分や職業、その時々の流行によって形に違いがあったと言われています。

日本のタクシーは
なぜ自動ドアなの?

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1964年の東京オリンピックをきっかけに登場した有名なもののとして、タクシーの自動ドアがあります。

1950年代後半にはすでに開発されていたようですが、1964年に東京の大手タクシー会社が、新車にこぞって導入したことから一気に普及しました。オリンピックをきっかけに増加する「海外からのお客様をおもてなしするため」に、多くのタクシー会社も自動ドアを導入したとされています。

つまり、日本のタクシーはなぜ自動ドアなのか?その理由は、外国人観光客への「おもてなし」の気持ちの現れといえるのです。

さて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、注目されているのは自動ドアどころか、ドライバーがいなくても乗客を目的地まで運ぶ「自動運転手」です。「ある場所から競技場までの往復」など限定的ではありますが、実用化が期待されています。