【涙腺崩壊】のび太『あれからもう10年か……』ドラえもんがいなくなってからののび太の成長、ドラえもんのその後が泣ける・・・

ストーリー, 感動

それを知った僕は、すぐさま白旗を上げた。

「……ご馳走様。とても美味しかったよ」

「そう言ってくれると嬉しいな。片付けまで手伝ってくれて、本当にありがとう」

二人で皿を洗いながら、そう話す。

食器洗いは彼女担当。拭いてしまう担当は僕。

共同作業により、片付けはスムーズに終えることが出来た。

食後は、彼女が用意してくれたコーヒーでティータイム。テーブルに座り、雑談を交わす。

僕らは色々なことを話した。職場のこと、休みの日のこと。会話は弾み、時間も忘れていた。

「――あ!もうこんな時間!」

「……ほんとだ。全然気が付かなかった」

時計の針は、間もなく日付が変わる時間となっていた。