【涙腺崩壊】のび太『あれからもう10年か……』ドラえもんがいなくなってからののび太の成長、ドラえもんのその後が泣ける・・・

ストーリー, 感動

 

こんな彼女を見るのは、初めてだった。

「咲子さん、どうしたの?今までと大して変わらないでしょ?一緒にご飯食べてるだけだし……」

「だって……何だか凄く恥ずかしいし……それに、同じじゃないよ。だって私達……つ……つつ、つ……つ、付き合って…るん、だし……」

彼女の顔は茹でタコのように真っ赤に染まる。

……あ、頭から湯気が出てる。

「……重症だね」

「……うん。もしかして……今の私、嫌?」

「そんなことないよ。ほら、ご飯食べよ」

「う、うん……!!」

彼女は、すっかり変わった。

「ふぅ~……」

部屋に帰った後、一度大きく息を吐いた。

「まさか……こんなに変わるなんてなぁ……」

帰りに、咲子さんの手を握ってみた。