【修羅場】半年前に別れた妻子持ちの元カレから連絡が「県外にいく、最後に会いたい」→山道に連れていかれて・・・

驚き不倫, 修羅場, 恐怖

「何で!」

私子が泣いたから驚いたみたいで、

「別れるから。お前だけだから!」

そう言って、彼男は色々自分の家庭のことを私子に話してくれた。

修復不可能であること、その原因、

実際お局様が言ったように家の中に居場所がないこと。

その他諸々。

今現在の私なら「アホかーーー!」と蹴り倒すような

言い訳だけど、20才の私子はとても馬鹿だったので、

彼男に同情してしまった。

何より、それまでの彼男が本当に私子に

優しかったことと、「妻と別れて私子と結婚したい」

に目が眩んだ。

でも彼男はその頃から徐々に変わっていった。

店舗での夏イベント(1泊2日の民宿合宿)にも

難色を示し、これは女性だけのイベントだと

わかりきっているのに、

帰って来たときに雑誌を投げつけられた。

営業中にも、業務連絡を装って

電話をかけてくるようになり

(別店舗ではありえないのでバレバレ)、

毎日駐車場の隅に車を停めて私子を待つ表情も、

かなり険しくなった。

当然上層部にもバレる。

ある日。

「私子、ごめん。俺、家に帰るよ」

きちんと家に帰るか、私子と一緒になるか、

どちらかを選択しろと言われたらしい。

「そう、それがいいよ。どっちつかずは私も嫌」

「私子、ごめん。本当にごめん」

彼は店長という地位を取った。

私子は正直ほっとしてた。

別れはスムーズだった。

彼男は私物を私子の家に持って来ていなかったし、

彼男がもう迎えに来ない。それだけだった。

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