DOQ教師との高校生活→「俺のクラスにはトップを目指すやつ以外いらん!東大目指せ!!東大!!」その結果。。。

ストーリー

    その宣言はあっさり承諾された。 その日から俺たちは授業に出なくなった。 担任は俺たちを出席扱いにしてくれた。 数学の時間は別の教室で自習をした。 テストも受けなかった。 クラスの平均点が俺たちの点数になっていた。 心配された成績簿には何故か5がついていた。

    異変に気づいたのは3年になってから。

クラスの上位者だった俺たちが郊外模試で今まで勝っていた生徒に負け始めた。

特に数学の落ちはひどかった。

70超えていた偏差値はあっという間に60を切るようになった。

数学Ⅲはさっぱりだった。

仲間の内から一人、また一人と先生に謝り授業に戻るやつが出てきた。

俺は絶対に戻らないと決めた。