格安海外パックツアーは 「ホテル代ゼロ」でも利益UP?学校じゃ教えてくれない「原価の話」

「サービス」の先送り!?家電量販店の激安の秘密

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量販店やディスカウントストアは、大量に仕入れることで仕入れ値を安くして激安価格で売るのが基本。販売価格は「メーカー希望小売価格」から「オープン価格」までいろいろだが、一般に卸値は標準的な小売価格の50%くらい。量販店は、実際に販売する予定の数量以上の商品を一度に仕入れることで、卸価格より5〜10%安く仕入れる。ここに10%の利益を乗せて小売する。余分に仕入れた商品は、他の業者に売却する。この時点で町の電器店より10%安価で販売できるというわけだ。

さらに量販店の販売戦略で大きな役割を果たしているのが「ポイントカード」。8%〜12%のポイントをつけることで、お客さんはさらに「お得感」を持つ。また、このポイントカードは店側にとってもいろいろとメリットがある。まず、お客さんをリピーターにできること。顧客は、ポイントが多く溜まっている量販店に通うことになる。

さらにポイントなのは、あくまでも現金による値引きではなく「将来の買い物」の値引きとなることだ。量販店では、できるだけ「サービスを先送り」したほうが利益が上がる。もうひとつは、ポイントに期限が設定されていることが多く、せっかく貯めたポイントが期限切れで失効する場合があること。この「失効する率」は10%ほどあるそうで、当然この分は店の利益となる。